関東電炉粗鋼 5月生産 1割減水準 33万トン台 内需・輸出が低調

AI要約

関東地区普通鋼電炉メーカー14事業所による2024年5月の粗鋼生産量は前年同月比10・3%減、前月比2%増の33万6200トン前後になりそうだ。

4月に一部メーカーで設備トラブルがあり、5月はその反動増を見込む一方で、一部メーカーの設備工事に伴う生産調整の影響を受ける。

また異形棒鋼、形鋼類ともに出荷停滞が長引き、アジア市場の低迷でビレット輸出も少なく、減産するメーカーも出てきている。

 関東地区普通鋼電炉メーカー14事業所による2024年5月の粗鋼生産量は前年同月比10・3%減、前月比2%増の33万6200トン前後になりそうだ。4月に一部メーカーで設備トラブルがあり、5月はその反動増を見込む一方で、一部メーカーの設備工事に伴う生産調整の影響を受ける。また異形棒鋼、形鋼類ともに出荷停滞が長引き、アジア市場の低迷でビレット輸出も少なく、減産するメーカーも出てきている。