日経平均終値、486円高の3万9103円…半導体関連株が大幅に上昇

AI要約

23日の東京株式市場では、日経平均株価が486円12銭高の3万9103円22銭で取引を終え、半導体関連株が大幅に上昇した。

米半導体大手エヌビディアの2024年2~4月期決算が好調だったことが市場を引き上げ、四半期収益が過去最高を記録した。

一方、国内では新発10年物国債の利回りが11年ぶりに1%に上昇し、不動産株が下落するなど株式市場には影響が出た。

 23日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比486円12銭高の3万9103円22銭だった。3日ぶりに値上がりした。

 米半導体大手エヌビディアが22日発表した2024年2~4月期決算は、売上高と最終利益が市場予想を上回り、四半期として過去最高だった。これを受け、東京市場でも半導体関連株が大幅に上昇した。

 一方、国内では22日に長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の流通利回りが、11年ぶりに1%に上昇した。23日も1%近辺で推移し、業績が押し下げられる不動産株は下落した。

 東証株価指数(TOPIX)は17・39ポイント高い2754・75。