中国格安サイト「Temu」のPDD、売上高2倍余りに拡大-利益も3倍

AI要約

中国のネット通販企業、PDDホールディングスは第1四半期に売上高が2倍余りに増加し、純利益も3倍余り増えた。

同社は米国など国外事業の拡大を進めており、中国国内では「拼多多」、国外では「Temu」というサイトを展開している。

PDDホールディングスの業績は中国の個人消費の主要バロメーターとして注目され、香港株にも影響を与える可能性がある。

(ブルームバーグ): 中国のネット通販企業、PDDホールディングスは1-3月(第1四半期)に売上高が2倍余りに増加した。同社は米国など国外事業の拡大を進めている。

発表資料によると、売上高は868億元(約1兆8800億円)で予想を上回った。2四半期連続で前年同期比3桁の伸びを記録した。純利益は3倍余り増えて約280億元だった。

PDDホールディングスは、中国国内では「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」、国外では「Temu(ティームー)」という、いずれも低価格品・格安品の販売サイトを展開している。

同社の業績は、コロナ禍後の中国における個人消費の主要バロメーターの一つとして注目されており、その堅調さが確認されたことで香港株押し上げに一役買う可能性がある。

原題:Temu-Owner PDD’s Sales Soar After Global Drive Gains Pace (1)(抜粋)

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