インド、一段の気温上昇に警戒呼びかけ-最高レベル「赤色警報」発令

AI要約

インド北部で猛烈な暑さが続き、気象局が最高レベルの気象警報を発令。赤色警報で熱中症の危険性が高まるため注意が必要。

最高気温が過去最高を更新し、今後も高い気温が続く見込み。特に乳幼児や高齢者は注意が必要。

猛暑が数日間続くと予想され、屋外での活動は控えるよう呼びかけられている。

(ブルームバーグ): インド当局は、北部地域が猛烈な暑さに見舞われる中、最高レベルの気象警報を発令するとともに、今後気温がさらに高くなる可能性があるとして警戒を呼びかけている。

インド気象局が発令したいわゆる「赤色警報」は、デリー首都圏、ラジャスタン、パンジャブ、ウッタルプラデシュ、ハリヤナの各州では熱中症の危険性が非常に高く、屋外での活動は控えるべきだとしている。乳幼児や高齢者には細心の注意が必要だという。

同局によると、20日にインド国内で最高気温を観測したのは、デリー首都圏のナジャフガールで47.4度。幾つかの地域では平年より5度高い気温が続いており、北西部と中部では今後4日間暑さが続くと予想されるという。

原題:India Warns of Hotter Conditions Ahead After Issuing Heat Alerts(抜粋)

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