JAL、秋田・いぶりがっこを機内食に 県産品の輸出拡大へ、海外発で提供

AI要約

日本航空は秋田県の特産品「いぶりがっこ」を使った機内食を提供することを発表した。

提供するメニューは「秋田特産品いぶりがっことチーズの和え物」で、北欧産食材と組み合わせて開発された。

この取り組みを通じて県産品の輸出・販路拡大や来県拡大を目指す。JALは海外発の国際線機内食で秋田県の特産品を提供する初の試みである。

JAL、秋田・いぶりがっこを機内食に 県産品の輸出拡大へ、海外発で提供

 日本航空(JAL/JL、9201)は5月21日、秋田県の特産品「いぶりがっこ」を使った機内食を6月1日から提供すると発表した。いぶりがっこを製造する雄勝野きむらや(秋田・湯沢市)と県の2者と協力し、機内食を通じ県産品の輸出・販路拡大や、来県拡大などを目指す。

 提供するのは「秋田特産品いぶりがっことチーズの和え物」で、いぶりがっこと北欧産食材を組み合わせて開発した。ヘルシンキ発羽田行きJL48便のプレミアムエコノミー、エコノミーの各クラスで用意する。8月31日まで。JALが海外発の国際線機内食で秋田県の特産品を提供する初だという。

 いぶりがっこは秋田県を代表する伝統食品で、フィンランドや周辺国での食品見本市で評価されたという。県はフィンランドへいぶりがっこを初めて輸出するなど、特産品輸出拡大へ取り組んでいる。JALは雄勝野きむらやと協力し、県の輸出拡大をサポートしたい考え。