人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMAが開幕 世界初15件と日本初14件の出展物あり

AI要約

自動車技術会が横浜市で開催する「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」が始まり、590社が出展する。

展示物の中には世界初や日本初のものも含まれており、注目を集めている。

展示会の狙いは持続可能な社会を創り、共に創る共創と循環が鍵であることを示すこと。

人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMAが開幕 世界初15件と日本初14件の出展物あり

 自動車技術会が5月22日~24日の3日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて開催する「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」が5月22日に開幕した。リアル開催が31回目となる今回の展示会では590社が出展。世界初で15件、日本初で14件の出展物が披露される。

 オープニングセレモニーに出席した、自動車技術会 会長の大津啓司氏は「1992年に『その先のテクノロジーが見える』というメッセージのもと、業界を超えた技術者、それから研究者の交流の場として発展してきましたけれども、それだけではなく、新たな価値を創造できる場として多くの方にご認識いただけるようになっています」と、人とくるまのテクノロジー展について紹介した。

 また大津氏は「ここ横浜の地は毎年多くの来場者に来ていただいておりまして、名古屋とともに仲間づくりという観点では強力な拠点でございます。今、われわれは様々な観点から地球は有限であると、そういうことを実感する社会に生きていて、持続可能な社会にしていくためには、共に創る共創と循環が鍵になると考えております。本年度の統一テーマは昨年に引き続き、『英知を集結しよう!カーボンニュートラル、その先の循環型社会へ』と定め、『Co-Create! 未来をともに創りだそう』をキーワードに、様々な講演会、そして展示を行ないます。クルマに携わるすべての人の英知を集結し、ここ人とクルマのテクノロジー展 横浜にお集まりいただけると助かります」と、展示会の狙いについて話した。

 なお、2024年の会場については、例年使用しているパシフィコ横浜の「展示ホール」「アネックスホール」に加えて、新たに「ノース」を追加、フロアを拡大して開催している。