ダイソンの空気清浄しないヘッドホン上陸

AI要約

9月19日にダイソンが日本国内で新製品のヘッドホン「Dyson OnTrac」を発売。オーディオに特化した初のモデルで、豊富なカスタマイズが可能。

ヘッドホンは40mm径ドライバーを備え、ANC機能で最大40dBのノイズを低減。最大55時間の連続再生時間を誇り、スマホアプリで音のカスタマイズが可能。

アクティブなユーザーに向けてデザインや機能が充実した製品で、異なるカラーオプションも提供。

ダイソンの空気清浄しないヘッドホン上陸

ダイソンは「Dyson OnTrac ヘッドホン」を日本国内で9月19日より発売した。価格はオープンプライスで、直販価格は74,990円。ジェイク・ダイソン チーフエンジニアが来日して紹介した。

同社は2023年5月に空気清浄機能を持つ「Dyson Zone 空気清浄ヘッドホン」を発売。今回発表の新製品は、空気清浄機能を搭載せずオーディオに特化した初のモデルとなる。7月に海外で発表され、日本でも9月19日より発売された。

Dyson OnTrac ヘッドホンはBluetoothワイヤレスヘッドホンとしての機能を継承しながら、空気清浄機能を省いたことなどでハウジング部を薄型化。豊富な本体カラーバリエーションと着脱式のイヤークッション、アウターキャップにより、気分に合わせてカスタマイズできるのも特徴。

本体カラーは4色で、CNCコッパ―(WP02 PBu/Pbu ROW)、CNCブラックニッケル(WP02 Dlr/G ROW)、CNCアルミニウム(WP02 Dlr/Ye ROW)、セラミックシナバー(WP02 CeMDrn/G ROW)を用意する。

16Ωネオジウムマグネットの40mm径ドライバーを備え、サウンドレンジは6Hz~21kHzをカバー。音をダイレクトに届けるため、内部で耳の方向へ13度傾けて配置。

ハウジングの内外に備えた8つの内蔵マイクによるアクティブノイズキャンセリング(ANC)を備え、最大40dBのノイズを低減するという。装着性についてはデュアルピボットジンバルアームの適度な締め付けで、装着する人の頭に合わせたフィット感と密閉性を実現する。

連続再生時間は最大55時間(ANC使用時)で、充電時間は約3時間。30分の充電でも最大9時間、10分の充電で最大2.5時間使える。

スマホアプリのMy DysonにヘッドホンのDyson OnTracを登録すると、イコライザー、ノイズキャンセリングなどの操作や音のカスタマイズが可能。耳元と周囲の音量をリアルタイムでモニタリングし、耳に有害な音量を警告する。同アプリは掃除機などを含む手持ちのダイソン製品を一括で管理できる。

本体サイズは210×108×200mm(幅×奥行き×高さ)、重量は451g。USB Type-Cケーブルやスリムケースが付属する。

単品でも購入できるイヤークッションは、オイスターピンク、ダークアイアン、クロームイエロー、プルシアンブルー、ウルトラブルー、カーキ、シナバー

アウターキャップセットも単品購入でき、セラミックブルー、CNCブラックニッケル、CNCアルミニウム、CNCコッパー、セラミックシナバー、セラミックカーキ、コースチタニウムを用意する。