レバノンで爆発と報道の無線機は既に終売、自社出荷製品か確認できず=アイコム

AI要約

アイコムが海外向けに販売していた無線機が爆発した事件に関連して、同社は製品の生産・出荷について詳細を明らかにした。

当該無線機は10年前に販売終了しており、その後の出荷はなかった。偽造品防止のためのホログラムシールがないため、製品の正当性は確認できない。

アイコムは海外向け製品を正規販売代理店にのみ販売し、出荷には厳格な安全保障貿易管理規定に基づく輸出プログラムを遵守している。

Shiho Tanaka

[東京 19日 ロイター] - アイコムは19日、レバノンで同社ロゴの入ったシールが貼付された無線機が爆発したとの報道に関連して続報を出し、当該無線機は2004年から14年10月にかけて中東を含む海外向けに生産・出荷していた製品で、約10年前に販売終了しておりそれ以降、出荷はしていないと明らかにした。偽造品防止のためのホログラムシールが貼付されておらず、同社から出荷した製品かどうかは確認できないという。

海外向け製品は正規販売代理店のみに販売しており、出荷については経済産業省が定める安全保障貿易管理規定に基づく輸出プログラムを策定のうえ出荷、厳格な管理を行っているという。また、当該無線機は海外での生産は行っていない。