レバノンで再び“一斉爆発” 数千台の無線機器

AI要約

レバノンで無線機器が一斉に爆発し、死者20人以上、450人以上が負傷。爆発した製品は日本製のトランシーバーだと報じられている。

メーカーは現地向けの大量取引はないと主張し、製品は数年前に生産終了している。コピー製品の流通も指摘されている。

中東向けの輸出は管理が厳格であり、「正規品とは考えにくい」とメーカーのヨーロッパ現地法人が説明している。

レバノンで再び“一斉爆発” 数千台の無線機器

 多数の通信機器が爆発したばかりのレバノンで、今度は無線機器が一斉に爆発しました。爆発したのは日本製との情報もある一方、メーカーは「現地との大量取引はない」と話しています。

【映像】爆発した無線機器

 レバノン各地で18日、無線機器が一斉に爆発し、アメリカのニュースサイト「アクシオス」はその数が数千台にのぼると報じています。

 レバノン保健省は死者は20人にのぼり、450人以上がけがをしたと伝えています。また爆発したのは日本製のトランシーバーだと報じています。

 製品が爆発したと指摘されたメーカーのヨーロッパの現地法人はANNの取材に、中東向けの輸出は管理が厳格で「正規品とは考えにくい」と説明しました。

 指摘されている製品はコピー製品が多く出回っている一方、メーカーでは数年前に生産を終了していてこれまでもレバノン向けの大量の取引は無いということです。(ANNニュース)