熊本県玉名市、台湾と健康分野で関係深める 交流会開催、企業と連携

AI要約

熊本県玉名市が台湾と健康分野での交流を深めている。

玉名市では台湾の経済部との協力でスポーツテック&ヘルステック台日交流会を開催し、多くの関係者が参加した。

玉名市と台湾の企業dBioがAIoTウエアラブル技術の導入で健康管理を改善する合意をし、市民の健康管理に役立てることになった。

熊本県玉名市、台湾と健康分野で関係深める 交流会開催、企業と連携

 熊本県玉名市が健康分野で台湾との交流を深めている。

 台湾は半導体のみならず、健康分野でも先進的な取り組みをみせている。この分野のスタートアップ参入も多く、近年日本へミッションを多く送り込んでいる。

 玉名市では8月26日に市内のホテルで台湾経済部中小及新創企業署(旧経済部中小企業処)と共催で「スポーツテック&ヘルステック台日交流会」を開催、運動用品販売店、病院、クリニック、介護施設事業者などが多数参加した。

 さらに今月になって、玉名市は台湾の健康関連企業dBioとの間で、dBioの最先端AIoTウエアラブル技術を市内の介護施設や病院に導入して健康管理の改善に役立たせることで合意し、台湾を訪問した藏原隆浩市長がdBio側と調印した。

 合意に基づき、dBioは主力製品のダイナミックモーションセンサーやAIoTウエアラブル聴診器を玉名市側に供給、市民の健康管理に役立たせる。

 高齢化社会の到来と労働力不足という喫緊の課題に協力したいとdBioのエドワード・チョウ会長補佐は語っている。