そごう・西武 売り場面積半減でも「売り上げを維持したい」

AI要約

そごう・西武は、来年夏にリニューアルオープンする西武池袋本店について、売り場面積が約半分に縮小しても、改装前と同じ水準の売り上げを維持するとの目標を示している。

そごう・西武は2023年に売却され、大規模な改装を進める西武池袋本店は2025年の夏ごろに全面的にオープンする予定で、半分の面積に家電量販店の「ヨドバシカメラ」が入る計画だ。

投資ファンド出身の劉代表取締役は、売り上げ維持を目指す一方、ヨドバシとの相乗効果を活用し、地方店舗の閉店や撤退は考えていないと述べている。

そごう・西武 売り場面積半減でも「売り上げを維持したい」

 そごう・西武は、来年夏にリニューアルオープンする西武池袋本店について、売り場面積が約半分に縮小しても、改装前と同じ水準の売り上げを維持するとの目標を示しました。

 そごう・西武は2023年、セブン&アイ・ホールディングスからアメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」に売却されました。大規模な改装を進める西武池袋本店は、2025年の夏ごろに全面的にオープンする予定で、売り場の半分に家電量販店の「ヨドバシカメラ」が入る計画です。

 投資ファンド出身の劉代表取締役は報道向けの説明会で、「面積は今の55%ぐらいになるが、売り上げは同じぐらいのレベルを維持していきたい」との目標を示しました。ヨドバシとの相乗効果については、インバウンドやファミリー層など「人流をうまく利用して売り上げを伸ばしたい」と述べました。また、そごう・西武の地方にある店舗は現時点で閉店や撤退は考えていないとしています。

「とにかく一体となって男性女性関係なくファミリーもご一緒に、お買い物を池袋でしていただきたい」(山下明男フォートレス・インベストメント・グループ日本代表)

 西武池袋本店の改装に向けて開かれたパーティーでは、フォートレスの日本代表が婦人フロアと紳士フロアが分かれていた従来の店舗からの脱却といった改装後の新たなコンセプトを明かしました。(ANNニュース)