LINEヤフーが不正決済の被害金額7割減…不正検知システムの精度改善が要因 さらにAI検知システム導入し取引トラブル“ゼロ”へ

AI要約

LINEヤフーがAI=人工知能を活用して不正商品の検知を強化し、不正決済被害を大幅に減少させたことを発表。

AIを使って偽ブランド品など不正商品を判定する機能を導入することも明らかに。

販売事業者とユーザー間の取引トラブルゼロを目指す取り組みが2027年までに実施される予定。

LINEヤフーが不正決済の被害金額7割減…不正検知システムの精度改善が要因 さらにAI検知システム導入し取引トラブル“ゼロ”へ

LINEヤフーがAI=人工知能による不正商品の検知を始めると発表しました。

LINEヤフーはネット通販サービス「Yahoo!ショッピング」で、偽造クレジットカードなどでの不正決済による2024年上半期の被害金額が前年から70%近く減少したと発表しました。

不正検知システムの精度を改善したとしています。

また、今後はAIを活用して偽ブランド品など不正の疑いのある商品を判定する機能を導入することもあわせて発表しました。

このほか、販売事業者が出店する際の審査やブランド品などを取り扱う店舗の審査を厳格化したということです。

ネット通販市場の拡大に伴いトラブルの報告件数が増加するなか、LINEヤフーは2027年までに販売事業者とユーザー間の取引トラブル“ゼロ”を目指すとしています。