JR貨物運休で配送遅れ続く 佐川とヤマト、トラック輸送に

AI要約

JR貨物の不正発覚による列車遅延の影響で、佐川急便とヤマト運輸が荷物配送に影響を受け、遅れが続いている。

佐川急便は関東、中部、関西から北海道と九州、九州から関東宛ての配達に遅れが出ている。ヤマト運輸も関東から九州、北海道宛ての荷物に影響があり、配達が遅れている。

JR貨物の不正行為により全ての貨物列車の運行が一時停止され、トラック輸送などで対応が行われている。

 JR貨物の不正発覚により列車が遅延や運休している問題で、佐川急便とヤマト運輸は12日、同日午前の時点で荷物配送の遅れが続いていると発表した。両社ともトラック輸送などへの切り替えで対応している。

 佐川は9日以降に発送された荷物で全国的に影響が発生。特に貨物列車への搭載量が多い関東、中部、関西から北海道と九州宛てと、九州から関東宛てで配達が遅れる可能性がある。

 ヤマトによると、10日に発送された関東から九州、北海道宛ての荷物と、九州や北海道から関東宛てで配達が1日以上遅れる見込み。

 JR貨物はデータを改ざんするなどの不正があった問題を受け、11日に全ての貨物列車の運行を一時停止した。