今仙電機製作所 北米事業、27年3月期黒字化へ 工場再編、効率化投資も

AI要約

今仙電機製作所は、北米事業の赤字状況を改善し、27年3月期までに黒字化させる計画を発表。

生産体制を見直し、北米の生産拠点を1拠点に集約することを決定し、調達のサプライチェーンも見直す。

投資を進め、利益を生み出す体制を整えるため、取り組みを強化すると述べた。

今仙電機製作所 北米事業、27年3月期黒字化へ 工場再編、効率化投資も

 自動車用シート部品などを製造する今仙電機製作所(本社犬山市)の長谷川健一社長は中部経済新聞社の取材に応じ、2018年3月期以降、7期赤字が続いている北米事業について、27年3月期までに黒字化させる考えを示した。生産体制では、北米に3拠点あった生産拠点を今年12月までに1拠点に集約することを決めている。また調達のサプライチェーンを見直し、原価も抑える。長谷川社長は「投資もしっかり進め、利益を生み出す体制につくりなおす」と力を込めた。