ジャカルタの東西線着工 円借款、日本の技術活用

AI要約

インドネシアのジョコ大統領は、ジャカルタの東西を結ぶMRT新路線の着工式を開催。

日本がJICAを通じて約1400億円を円借款で支援し、日本の技術を活用して建設。

新路線は31年の完成を見込み、地下トンネル工事や車両、信号システムに日本企業の技術が生かされる。

 【ジャカルタ共同】インドネシアのジョコ大統領は11日、首都ジャカルタの東西を結ぶ都市高速鉄道(MRT)の新路線の着工式を駅の建設予定地で開いた。日本は国際協力機構(JICA)を通じ約1400億円を円借款で支援し、日本の技術を活用して建設する。

 新路線の東西線は、ジャカルタを南北に結ぶ「南北線」(2019年開通)と首都中心部で十字に交差する。最初に整備する区間は84.1キロのうち24.5キロで、31年の完成を見込む。地下トンネル工事や、車両、信号システムに日本企業の技術が生かされる予定。