「eBay」の売れ行き1位がデジタルカメラに

AI要約

イーベイ・ジャパン株式会社による2024年4~6月の販売動向が発表された。デジタルカメラが最も売れ、前年比3桁成長となっている。

コンパクトデジタルカメラが特に人気で、日本メーカーのモデルが注目を集めている。カメラレンズ&フィルターも人気のカテゴリーとしてランクインしている。

インバウンド旅行客のEC利用が活発で、帰国後買いやリピート買いが増えている。日本メーカーの売上増にも寄与している。

「eBay」の売れ行き1位がデジタルカメラに

イーベイ・ジャパン株式会社は、「eBay」における2024年4~6月の販売動向を発表した。

それによると、売れ行きで1番となった商品ジャンルは「デジタルカメラ」であるという。前年同期比で3桁成長、伸び率でも1位となっている。

世界的な旅行者増加の影響から、携帯性が高く撮影の難易度の低い商材が人気だとしており、中でもコンパクトデジタルカメラに関しては、ハイスペックな日本メーカーのモデルが人気を集めているという。

カテゴリーランキング(取引額TOP10)に関しては、3位(昨年同率)に「カメラレンズ&フィルター」がランクイン。同じくカテゴリーランキング6位には「フィルムカメラ(昨年5位)」、8位には「デジタルカメラ」(昨年9位)がそれぞれランクインしている。

加えて、「成長率TOP3」(前年同期比)でも、「デジタルカメラ」が1位となっている。

同社によると、インバウンド旅行客の「帰国後買い」や「リピート買い」などがECを通じて活発になっているとのこと。

さらに、EC上での購入に言葉の壁がないことや、日本滞在中に購入する時間がなかったことなどが、帰国後のEC利活用で国内メーカーの売上増に追い風になっているとショッピング傾向を説明している。

eBayは、世界最大級のマーケットプレイスとして、190以上の国と地域で数百万人のセラー(売り手)とバイヤー(買い手)をつなぐサービス。2023年には、730億ドルを超える総取引高を実現するなど、成長を続けている。