B.ライリー、部門の過半数株売却交渉-野村からの借り入れ返済へ

AI要約

B.ライリー・ファイナンシャルは、グレート・アメリカン・グループの過半数株式を売却する交渉を進めており、約4億1000万ドルの現金を受け取る見込み。

オークツリー・キャピタルがグレート・アメリカンの持ち分買収で交渉中。

B.ライリーは売却で得た資金を使って債務の返済を行い、財務の整理を進める方針。

B.ライリー、部門の過半数株売却交渉-野村からの借り入れ返済へ

(ブルームバーグ): 多角的な金融サービスを提供するB.ライリー・ファイナンシャルは、査定・評価サービス部門のグレート・アメリカン・グループの過半数株式を売却する交渉を進めている。ブランドポートフォリオへのファイナンシングのコミットメントを得たことも明らかにした。

9日の発表によると、2つの取引により総額ベースで約4億1000万ドル(約590億円)の現金を受け取る見込み。オークツリー・キャピタルがグレート・アメリカンの持ち分買収で交渉しているとブルームバーグ・ニュースが報じていた。

B.ライリー2部門、オークツリーが過半数株の取得で交渉-関係者

発表によると、同社はこの取引で得た資金で、主要な貸し手である野村ホールディングスに対する債務を2024年末までに約1億2500万ドルまで減らす意向。同社はまた、手元現金と他の資産売却による収入を使い、2025年2月満期のシニア債務も返済する方針を示した。

原題:B. Riley in Talks to Sell Majority Stake in Great American Group(抜粋)

--取材協力:Gillian Tan.

(c)2024 Bloomberg L.P.