生成AI手掛ける企業が視察…名古屋市科学館が“多言語化”へ 実験ショー等の自動翻訳や音声吹替の導入目指す

AI要約

名古屋市科学館が「多言語化」を目指し、外国人向けに展示内容を外国語で説明する取り組みを始める。

2024年9月6日には130の言語に対応するAI企業が科学館を訪れ、自動翻訳や音声吹替の導入を検討している。

多言語化は愛知で開催されるアジア競技大会に向けて推進される、先進技術との連携事業の一環。

生成AI手掛ける企業が視察…名古屋市科学館が“多言語化”へ 実験ショー等の自動翻訳や音声吹替の導入目指す

 名古屋市中区の名古屋市科学館が、「多言語化」を目指します。

 名古屋市科学館では年間130万人の来館者のうち、外国人が1割ほどを占めていますが、実験ショーや解説展示では外国語での説明が行われていませんでした。

 自動翻訳や音声吹替の導入を目指し、2024年9月6日、最大130の言語に対応する生成AIを手掛ける東京の企業「ALGOMATIC(アルゴマティック)」が科学館を訪れ、実現に向けて展示などを視察しました。

 科学館の多言語化は、先進技術の研究開発などを推進する市の事業の一環で、名古屋市科学館は愛知でアジア競技大会が開かれる2026年に向けて実現したいとしています。