「その行為、カスハラです!」 ファミリーマートがカスハラ防止対策へポスター掲示
ファミリーマートがカスタマーハラスメントに対する方針を発表した。
カスタマーハラスメントとは何か、どのような法的責任が問われる可能性があるかが述べられている。
ファミリーマートが具体的な対策としてポスター掲示や従業員教育を行う方針を示している。
ファミリーマートは6日、「ファミリーマート カスタマーハラスメントに対する方針」を策定したと発表した。
カスタマーハラスメント(カスハラ)とは顧客などからのクレームや言動のうち特に悪質で労働者の就業環境が害されるほどの行為を指す。
悪質なカスハラ行為は強要罪・暴行罪・業務暴行罪・侮辱罪などに問われる可能性がある。
「残念ながら一部のお客さまによるカスハラに該当する可能性が高い事例が確認されている」(ファミリーマート)ことから方針を策定した上に、来店客の理解を得るべく「その行為、カスハラです!」と題したポスターを店内に掲示する。
全国約1万6300店舗とストアスタッフに対してカスタマーハラスメントに関する教育と問題が発生した際の報告・相談方法などの周知徹底も図っていく。
「方針を策定することで当社としての考え方を明確にし、これからもファミリーマートに関わる誰もが安心して働き続けることのできる環境整備に努め、お客さまのご期待に沿えるサービス提供を継続していく」とコメントする。