「トレイル仕様のウォーキングシューズ」ってどんな靴？ 街歩きからハイキングまで対応！「転がるような歩き心地」を生む注目技術とは

　アウトドア・フットウェアブランドのキーンから、トレイル仕様の新作ウォーキングシューズ「450 DIRT（フォーハンドレッドフィフティー ダート）」と、その防水タイプである「450 DIRT WP（フォーフィフティ ダート ウォータープルーフ）」が登場しました。

　本作は、キーンが独自開発したカーブ形状のソールが転がるような歩き心地を生み出すウォーキングシューズ「WKコレクション」の新モデルです。ウォーキングの略から名づけられた「WKコレクション」は、“歩行”を科学的に掘り下げて開発されたウォーキングシューズを展開しています。

　生体力学的実験室の研究の過程で、“人は一定の弧を描いて歩く”ということを独自に突き止め、弧を描いて歩く動作をよりスムーズにするカーブ形状の独自ソールテクノロジー“KEEN.CURVE（キーン・カーブ）”を開発。設計と開発に3年（約1万時間）、さらに8000km以上におよぶフィールドテストを経て、まるで転がるような歩き心地を生み出す「WKコレクション」が誕生しました。

「“KEEN.CURVE”テクノロジーは究極のウォーキングイノベーションであり、流動的で効率的なストライドを実現できるよう設計されています。

『WKコレクション』を体験した方々は、この転がるような歩き心地（ローリングフィーリング）が大好きで、もっと遠くへ、例えば、ロングトレイルのような長距離ハイクで、新しい景色や新しい体験を望んでいると考えました。

　そこで私たちは、数千マイルにもおよぶテストから学んだことを取り入れ、よりトレイルを楽しむための安定性、快適性、耐久性に優れたハイキングシューズを開発しました」（キーン グローバルイノベーション部門プロダクトマネージャー スコット・ロバートソン氏）

●普段使いからハイキングまで幅広いシーンに対応

　キーンの「WKコレクション」は、半径400mmの円の動きから着想を得たカーブ形状の「WK400 (ダブルケーフォーハンドレッド)」シリーズ、そして、半径450mmの円の動きから着想を得たカーブ形状の「WK450（ダブルケーフォーハンドレッド）」シリーズがすでに展開されています。

　それらに対し、新モデルである「450 DIRT」シリーズは、歩く動作をスムーズにする“KEEN.CURVE“テクノロジーをトレイルで求められる機能と快適さに合わせて最適化。「WK450」シリーズのカーブ形状に全地形対応型アウトソールを組み合わせており、前足部とカカト部が逆向きのラグパターンを配することで、大地をしっかりとグリップして安定感をもたらします。

　また、高反発とクッション性を両立したミッドソールを備えており、アッパーには耐摩耗性に優れた超軽量テキスタイルを使用。歩きやすさとタフさを両立し、毎日のウォーキングから日常生活、さらにハイキングやディスタンスハイクにも対応する1足に仕上がっています。

　非防水タイプの「450 DIRT」はメンズ3色とウィメンズ2色、防水タイプの「450 DIRT WP」はメンズ・ウィメンズともに2色をラインナップしています。

●製品仕様

■450 DIRT

・価格（消費税込）：2万900円

・サイズ：25.0～29.0、30.0cm（メンズ）、22.5～25.5cm（ウィメンズ）

・カラー：Light Curry／Orange Pepper、Star White／Magnet、Blue Danube／Absinthe Green（メンズ）、Birch／Nectarine、Lichen／Pale Banana（ウィメンズ）

■450 DIRT WP

・価格（消費税込）：2万3100円

・サイズ：25.0～29.0、30.0cm（メンズ）、22.5～25.5cm（ウィメンズ）

・カラー：Black／Evening Primrose、Black／Magnet（メンズ）、Black／Magnet、Rouge Red／Star White（ウィメンズ）