ランニングシューズがフィットする紐の結び方
ランニングシューズのかかと部分にあるヒールロックの穴を使用して、かかとをしっかり固定し、足首部分を締めることができます。
ヒールロックを結ぶことで、幅広の足、かかとの幅が細い人、マメができやすい人、丘を頻繁に上り下りする人にとってメリットがあります。
ヒールロックの結び方を説明し、ヒールロックがかかとの滑りを防いで快適なランニングやハイキングをサポートする方法を紹介しています。
ランニングでかかとにマメができたり、トレイルで靴のかかとが滑りやすくなったりする場合、簡単な解決策があります。
ランニングシューズのかかと部分に少し変わった靴紐の穴があるのをご存知でしょうか?
その穴を使ってヒールロックを結ぶことができます。
ヒールロックは「レースロック」「ランナーズロック」「ランナーズループ」とも呼ばれ、靴全体を締めつけずに足首部分をしっかりと締めることができる、簡単な靴紐の結び方のことです。
ヒールロックをすると、かかとはしっかりと固定されますが、足の中央部分やつま先は圧迫されません。以下のようなメリットがあります。
幅広の足の人:靴の主要な紐の締め付け部分を緩く保ちながら、足首部分をしっかり締められる。
かかとの幅が細い人:かかとが靴の後ろから抜け出るのを防ぐため。
足にマメができやすい人(ただし、マメができる原因が他にあるかもしれません):足と靴の摩擦を減らすことができる。
丘を頻繁に上り下りする人、特にトレイルランナーやハイカー。
便利なことに、皆さんの靴にはおそらくヒールロックを結ぶ専用の穴が付いていると思います。
靴の一番上の穴を見てみてください(ランニングシューズに最も多く見られますが、ほかの種類の運動靴や登山靴にもあるかもしれません)。
他の穴と同様に並んでいない、他の穴から位置がずれている穴があれば、それがヒールロック用の穴です。
ヒールロックの結び方は以下のとりです:
普通に靴を結び、一つだけ穴が最後に残るまで靴紐を通します(靴紐を各穴の内側から外側へ通す)。
一方の靴紐を、同じ側の最後の穴に外側から内側へと通します。このとき、靴紐を靴の反対側にはまだクロスしません。輪っかに少し余裕を持たせておいてください(以下の写真では輪っかに余裕をあまり持たせていませんが、要領はわかると思います)。
反対側でも同じことを行います。これで靴の両側に靴紐の小さな輪っかができます。
右側の靴紐の端を靴の左側の輪っかに、左側の靴紐の端を右側の輪っかに通します。
靴紐を締めて、通常通り結びます。
靴を単に最後まで紐で締めるのと違わないと思うかもしれませんが、実際に試してみると、その違いに驚くと思います。
ヒールロックをすると、靴上部の靴ひもが他の靴ひも全体を引っ張るのではなく、足首の周りで靴自体を引っ張るようになります。もし動画でも見たい場合は、Harry Runsのこちらの動画を視聴してみてください。
ヒールロックは、それ専用の穴がない靴でもある程度機能します。ヒールロック専用の穴がない場合は、代わりに靴の一番上にある通常の穴を使ってみてください。
ハイキングブーツやクライミングシューズ、その他の締め付けを強化したい靴で試してみましょう。
かかとの滑りを防ぐために、つま先や足の中間部分の紐を過剰にきつく締めすぎていたり、足の爪が黒く変色するのを避けるために靴のサイズを上げた結果、かかと部分が少し大きく感じるようになっている場合でも、心配せずに少し緩めてみましょう。ヒールロックがかかとをしっかり固定してくれるので、つま先がより快適になります。
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