NY株反発、38ドル高 景気懸念と利下げ期待交錯

AI要約

ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は38.04ドル高で取引を終えた。FRBによる利下げ期待や景気減速への懸念が売り買いを交錯させる展開だった。

朝方は値ごろ感のある銘柄を中心に買い注文が目立つも、雇用悪化に伴う警戒感もあり、売り優勢となる場面もあった。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、52.00ポイント安の1万7084.30だった。

NY株反発、38ドル高 景気懸念と利下げ期待交錯

 【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比38.04ドル高の4万0974.97ドルで取引を終えた。米景気減速への懸念と、連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待を背景に売り買いが交錯し、方向感に乏しい展開となった。

 朝方は、前日の大幅下落で値ごろ感の出た銘柄を中心に買い注文が目立った。ただ雇用悪化に伴う米経済の先行きへの警戒感もあり、売り優勢となる場面もあった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、52.00ポイント安の1万7084.30だった。