DJI、空撮向けの中望遠・大口径レンズ「DL 75mm F1.8」

AI要約

DJI JAPAN 株式会社は、ドローン「Inspire 3」向けの交換レンズ「DL 75mm F1.8」を発売。

35mmフルサイズのフォーマットに対応し、カーボンファイバー製ハウジングで269gの軽量化。

レンズ構成は9群10枚で、F1.8の大口径を活かした撮影性能が特徴。

DJIのDL 75mm F1.8は、空撮向けレンズとしてZenmuse X9 Airジンバルカメラと組み合わせて使用。

新たなレンズ追加により、DJIの35mmフルサイズセンサーに対応する幅広いレンズラインアップを提供。

DJI、空撮向けの中望遠・大口径レンズ「DL 75mm F1.8」

DJI JAPAN 株式会社は、ドローン「Inspire 3」向けの交換レンズ「DL 75mm F1.8」を9月3日(火)に発売した。直販価格は23万1,000円。

35mmフルサイズのフォーマットサイズに対応する空撮向けレンズ。「Inspire 3」シリーズが搭載する「Zenmuse X9 Airジンバルカメラ」に装着して使用する。

DJIのDLレンズシリーズにおいて、最も明るい絞り値と最長の焦点距離を持つ。カーボンファイバー製ハウジングとカウンターウェイトブロックの採用により、ドローンの飛行バランスを維持しつつ、重量を269gに抑えている。

レンズ構成は9群10枚(特殊低分散レンズ2枚含む)。内面反射を押さえるUMCコーティングを施したほか、独自の設計により高いシャープネスと色収差の抑制を実現している。F1.8の大口径で、低照度条件下での撮像性能と背景ボケを活かした映像表現を可能とする。

今回のレンズ追加により、DJIの35mmフルサイズセンサーに対応するレンズラインアップが超広角から中望遠までになった。

・絞り範囲:F1.8~F22

・フィルター径:55mm

・外形寸法:φ64.5×72mm(レンズフードを含む)

・重量:約269g(バランスリングとレンズフードを含む)