新型日産パトロール、堂々登場 最上級オフローダーの進化版がスゴい!
日産が新型「パトロール」を発表。7代目で中東地域で人気。
エクステリアやインテリアの豪華さ。エアコン技術やサウンドシステムにも注目。
エンジンや足まわり、運転支援システムの充実。価格約¥9,500,000から。
フルサイズの日産オフローダーに注目だ!
9月4日、日産は、新型「パトロール」を発表した。
初代から数えて7代目のパトロールは、70年以上の歴史を有するモデルで、とくに中東地域で高い需要を誇る。
エクステリアは、日産の最新モデルに共通するVモーショングリルやダブルCシェイプヘッドライト、リヤのフルワイドライトバーが目をひく。ボディカラーはモノトーンに加え、2トーンも選べる。
インテリアは、上質なレザーを使ったシートを装備。電動調整機能に加え、マッサージ機能も備える。電制式のシフトセレクターも採用し。操作性を高めた。メーターおよびインフォテインメント用ディスプレイは、いずれも14.3インチのワイドサイズ。リヤシート用のエンターテインメントモニターは12.8インチだ。12個のスピーカーで構成されるクリプシュのサウンドシステムも搭載した。
エアコンでは、セグメント初のバイオメトリック冷却技術を採用。赤外線センサーがフロントと2列目シート乗員の体温を計測し、風量などを自動制御する。
搭載するエンジンのうち、上級モデルは3.5リッターV型6気筒ガソリンツインターボを採用。425psの最高出力と700Nmの最大トルクを誇る。そのほか、3.8リッターV型6気筒ガソリン自然吸気も用意し、こちらは316psの最高出力と386Nmの最大トルクを誇る。組み合わされるトランスミッションは9ATだ。
足まわりでは、アダプティブ・エア・サスペンションを標準装備。さらに、運転状況に応じて減衰力を自動調整する「 e-ダンパーテクノロジー」も採用した。走行モードは、標準、砂、岩、泥、エコ、スポーツの全6種類から地形や道路状況に応じて任意で選べる。
運転支援システムではアダプティブクルーズコントロールとレーンキープアシスタンスを組み合わせた「ProPILOTテクノロジー」をパトロール初採用。さらに3Dアラウンドビューモニターやパノラマビュー機能によって駐車時や悪路での取り回し性を高める。
新型パトロールの価格は、約¥9,500,000から。日本市場導入は不明だ。