〔東京株式〕急落後もみ合い=半導体が大幅安(4日前場中盤)

AI要約

日経平均株価は急落後、安値圏でもみ合っている状況。米半導体株安の影響で東エレク、アドバンテス、ソフトバンクGの3銘柄が日経平均を押し下げている。ファーストリテの8月の既存店売上高は前年比25%増加だが、市場の地合いが弱くマイナスで推移している。

前日の米国株急落の影響で、幅広い業種で売りが出て日経平均株価は大幅に下落スタート。下げ幅は一時1200円を超えた。

 (10時04分)日経平均株価の下げ幅は一時、1500円を超える急落後、安値圏でもみ合っている。米半導体株安を映して東エレク <8035> 、アドバンテス <6857> ソフトバンクG <9984> の3銘柄だけで450円程度日経平均を押し下げている。ファーストリテ <9983> が前日発表した8月の既存店売上高は前年同月比25%増加し、「普段ならプラスに転じておかしくない内容だ」(大手証券)とされるが、市場全体の地合いが弱く、ファーストリテもマイナスで推移している。

 (寄り付き)前日の米国株の急落を受け、幅広い業種で売りが先行し、日経平均株価は前日比646円40銭安の3万8039円91銭と大幅に下落して始まった。下げ幅は一時、1200円を超えた。