8月新車販売、3.5%減 2カ月ぶりマイナス、認証不正響く

AI要約

8月の新車販売台数は、前年同月比3.5%減の32万8470台と2カ月ぶりのマイナスに転じた。

トヨタ自動車とダイハツ工業は認証不正による影響で生産停止や生産態勢の回復に苦しんでいる。

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が発表したデータによると、販売台数が前年を下回った主要メーカーが4社あり、トヨタやダイハツもその中に含まれる。

 8月の新車販売台数は、前年同月比3.5%減の32万8470台と2カ月ぶりのマイナスに転じた。

 トヨタ自動車は、認証不正が発覚した人気車種「ヤリスクロス」などの生産停止を継続。同じく認証不正が発覚したダイハツ工業は5月に国内生産を全面再開したものの、生産態勢が十分に回復していないことが響いた。

 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が2日、発表した。販売台数が前年を下回ったのは8社のうち4社で、トヨタは9.1%減、ダイハツが11.5%減となった。