子どもが生まれ「中古車」を検討中です。友人に「子連れならフリードの5年落ちくらいがおすすめ」と言われました。毎月の維持費はどのくらいかかるでしょうか? 駐車場代は“月1万円”ほどです

AI要約

子育てをする際に車が便利だと感じる人も多い中、5年落ちのホンダのフリードを購入する際のコストや支払い方法について解説

中古車を購入する際のメリットやデメリットについて、価格の違いや整備状況の重要性を考える

月々の支払金額や維持費用について詳細を解説し、車の維持にかかる費用の概算を考える

子どもが生まれ「中古車」を検討中です。友人に「子連れならフリードの5年落ちくらいがおすすめ」と言われました。毎月の維持費はどのくらいかかるでしょうか? 駐車場代は“月1万円”ほどです

子育てが始まると荷物も増えて「想像以上に移動が大変」と感じる人も多いのではないでしょうか? 夏は暑さ、冬は寒さが厳しい日も多く、防災アプリなどを入れていると「不要不急の外出は控えてください」とアラートが流れることもあります。そのような中で「やはり車があれば便利」と考える人もいるでしょう。

本記事では、「5年落ちくらいのホンダのフリード」を購入すると毎月のコストはどのくらいになるのか解説します。中古車を購入するメリットやデメリットも紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

「中古車」は、中古車販売や買取を行う会社、トヨタや日産など自動車メーカーの系列が認定するサイトだけでなく、メルカリやヤフーオークションなどでの個人間売買など、さまざまな購入手段や市場が存在します。

そのため、一口に「5年落ちのフリード」といっても価格が同一であるわけではなく、整備状況やアフターサポートの有無などによって価格が大きく異なることも少なくありません。

今回はHonda公式中古車検索サイトを使って、どのくらいで購入できるのかシミュレーションしてみましょう。

・認定中古車のみ検索

・ミニバン、フリード

・地域:東京都

・年式:2019年(平成31年、令和元年)

以上の内容で絞り込むと支払総額150万円から200万円前後の車が出てきます。その中でオンライン販売も対象となっている「フリードハイブリッド」を取り上げると、年式以外の詳細は以下のとおりです。

・走行距離:2.9万キロメートル

・修復歴:なし

・車検なし

・保証付き(部分保証1年間、走行距離無制限)

中古車延長保証や定期メンテナンスパックなどのオプションを全くつけなければ、車両本体価格は189万円、諸費用を合わせた支払総額は約203万7000円です。

現金一括購入もできますが、まとまった金額を用意するのが難しいケースもあります。その場合はホンダ社が提供する据置クレジットや通常のクレジットでの分割払いを選択することもできます。参考として、通常のクレジットで頭金やボーナス併用はなし、支払回数72回で設定すると、月々の支払金額は3万5600円となります。

これは中古車本体を購入する際の初期費用であり、マイカーを維持するためにはガソリン代や駐車場代、故障時の修理代、車検代、その他メンテナンス代などの維持費がかかります。

ソニー損害保険株式会社が公表している「2023年全国カーライフ実態調査」において、フリードを含むミニバンの「1ヶ月あたりの車の維持費」平均額は1万5600円となっています。仮にこれと同じ規模の維持費が駐車場代とは別にかかる場合、初期費用の分割払いと合わせて6万1200円かかります。これはあくまで概算であり、車の整備状況や使用環境、支払回数や決済方法などによって具体的な金額は変わります。