天草エアとORCのATR42、仙台避難終え運航復帰へ

AI要約

熊本の天草エアラインは、台風10号による被害を防ぐため、仙台空港へ避難させていたATR42-600型機「みぞか号」を運航に復帰させる。

みぞか号は28日に仙台へ避難し、31日に熊本へ戻って天草-福岡線を2往復運航する予定。

オリエンタルエアブリッジもATR42を仙台へ退避させていたが、2号機が再開して順次運航を再開する。

天草エアとORCのATR42、仙台避難終え運航復帰へ

 熊本の天草エアライン(AHX/MZ)は、台風10号による被害を防ぐため、仙台空港へ避難させていた唯一の機材、仏ATR製ターボプロップ機ATR42-600型機「みぞか号」(登録記号JA01AM)を、8月31日の熊本午後2時50分発天草行きMZ202便から運航に復帰させる。

 みぞか号は台風10号が九州へ接近したことから、28日に熊本発伊丹行きMZ801便を運航後、伊丹から仙台へ避難した。31日はMZ202便で熊本から天草へ到着後は、天草-福岡線を2往復(MZ105/106、MZ107/108)運航する見通し。

 長崎空港を拠点とするオリエンタルエアブリッジ(ORC、NGK)も、28日午後に保有する全2機のATR42を仙台へ退避させていたが、2号機(JA20RC)が31日午前9時30分すぎに仙台を出発し、順次運航を再開する。