公的資金返済、13年延期へ

AI要約
きらやか銀行に注入された200億円の公的資金の返済期限が13年延期されることが決定された。返済困難となった理由はきらやか銀行の経営悪化によるもので、国の承認が必要となる。金融庁が9月2日に返済延期を盛り込んだ経営強化計画を審査する。

 じもとホールディングス(HD) <7161> は30日、傘下のきらやか銀行(山形市)に注入された公的資金200億円について、9月末の返済期限を2037年9月末まで13年延期する方針を発表した。きらやか銀の経営悪化により返済が困難となったためで、じもとHDが同日の取締役会で決議した。国の承認が必要で、金融庁が9月2日にも開く有識者会議で返済延期を盛り込んだ経営強化計画を審査する。