# 公的資金

200億円の公的資金期限内返済を半ばあきらめた「じもとホールディングス」…、ゾンビ化する傘下の「きらやか銀行」救済に未来はあるのか?
2024.07.03

200億円の公的資金期限内返済を半ばあきらめた「じもとホールディングス」…、ゾンビ化する傘下の「きらやか銀行」救済に未来はあるのか?

山形県のきらやか銀行と、宮城県の仙台銀行が経営統合して誕生した、じもとホールディングスが異例の事態に見舞われている。公的資金の注入によって国が保有していた優先株が、無配転落によって普通株へと転換。6割超の議決権を握られ、実質的に国有化されてしまったのだ。2024年9月に200億円の返還期限を迎

じもとHDが再建計画提出 金融庁有識者会議で審査
2024.07.01

じもとHDが再建計画提出 金融庁有識者会議で審査

 傘下のきらやか銀行(山形市)の経営悪化に伴い実質的に国の管理下に入った親会社じもとホールディングス(HD)が、再建に向けた経営強化計画をまとめ、金融庁に提出したことが1日、分かった。 今後、金融庁の有識者会議での審査を経て決定し、公表する。 提出は6月28日付。き

棺桶に入れられたのは「あんパン4つ」だけ…バブル期に資産1兆円を築いた「和製トランプ」のあっけない最期
2024.06.28

棺桶に入れられたのは「あんパン4つ」だけ…バブル期に資産1兆円を築いた「和製トランプ」のあっけない最期

日本のバブル期に生まれた「バブル紳士」とはどんな存在だったのか。ケネディクス元社長の川島敦さんは「代表的な人物はグループ総資産1兆円超を築いた高橋治則氏だ。彼の経営は今、振り返れば乱脈経営そのものだったが、当時の日本人には時代の最先端を走る新進気鋭の青年実業家と映っていた」という――。

じもとHD、国の実質管理下に
2024.06.20

じもとHD、国の実質管理下に

 きらやか銀行(山形市)と仙台銀行(仙台市)の親会社、じもとホールディングス(HD) <7161> が20日、国の実質的な管理下に入った。2期連続の赤字決算に陥り、2024年3月期の配当を見送ることが仙台市内で同日開いた定時株主総会で確定。公的資金注入に伴い国が保有する優先株に議決権が発生し、

じもとHD、国が議決権63%取得へ 株主総会で無配確定
2024.06.20

じもとHD、国が議決権63%取得へ 株主総会で無配確定

 じもとホールディングス(HD)は20日、仙台市内で定時株主総会を開催した。 傘下の第二地方銀行、きらやか銀行の経営悪化で2024年3月期は2年連続の連結純損失となり、総会で配当金の無配が確定。公的資金注入に伴って国が保有している優先株に全体の63%に当たる議決権が発生し、事実上

東北の「きらやか銀行・じもとHD」、234億円の大赤字で「痛すぎる国有化」の全内幕…金融庁も想定外「公的資金を一年足らずで食いつぶす」まで
2024.06.19

東北の「きらやか銀行・じもとHD」、234億円の大赤字で「痛すぎる国有化」の全内幕…金融庁も想定外「公的資金を一年足らずで食いつぶす」まで

 山形県が地盤の第2地銀、きらやか銀行を傘下に持つ、じもとホールディングス(HD)の「意図せざる国有化」に金融庁が揺れている。 きらやか銀行は、米リーマン・ショック後の2009年、東日本大震災後の2012年、新型コロナウイルス禍を受けた2023年と、3度にわたり計480億円の公的

鈴木金融相、じもとHDの経営計画を「適切に審査」-国の管理下へ
2024.05.21

鈴木金融相、じもとHDの経営計画を「適切に審査」-国の管理下へ

(ブルームバーグ): 公的資金注入先で第二地銀2行を傘下に抱えるじもとホールディングス(本社・仙台市)が、一時国の管理下に置かれる見込みとなったことに関連して、鈴木俊一金融相は21日、提出される予定の経営強化計画の内容を「適切に審査するとともに、着実に実行されるよう引き続きモニタリングをしっか

ニュースワード「じもとホールディングス」
2024.05.20

ニュースワード「じもとホールディングス」

 じもとホールディングス 地方銀行グループの持ち株会社で、本社は仙台市。第二地方銀行のきらやか銀行(山形市)と仙台銀行(仙台市)が経営統合し、2012年に設立された。コロナ禍を受けて昨年9月、金融機能強化法に基づく180億円の公的資金を受け入れた。リーマン・ショックと東日本大震災の後に注入され

じもとHD、国の管理下に
2024.05.20

じもとHD、国の管理下に

 山形県が地盤のきらやか銀行を傘下に持つじもとホールディングスが事実上、国の管理下に入ることが20日、分かった。 

きらやか銀行「支払いは困難」公的資金200億円  「貸倒引当金」要因で過去最大244億円の赤字【山形発】
2024.05.20

きらやか銀行「支払いは困難」公的資金200億円  「貸倒引当金」要因で過去最大244億円の赤字【山形発】

きらやか銀行は、5月14日に2023年度の決算の最終的な損益が「過去最大の244億円の赤字になった」と発表した。また、2024年秋に期限を迎える公的資金の返済については、「支払いは困難」として、国と協議に入ったことを明らかにした。2023年度の決算の最終的な利益に当たる「当期純利

「仙台銀行12年連続の黒字」一方「きらやか銀行244億2800万円の赤字」で“じもとホールディングス”過去最大234億6200万円の赤字に
2024.05.14

「仙台銀行12年連続の黒字」一方「きらやか銀行244億2800万円の赤字」で“じもとホールディングス”過去最大234億6200万円の赤字に

福岡県議会、公費の海外視察で当初の予定にないドバイ訪問…立民県連代表「今回は問題が多かった」
2024.05.12

福岡県議会、公費の海外視察で当初の予定にないドバイ訪問…立民県連代表「今回は問題が多かった」

SBI北尾社長、傘下銀公的資金を返済すれば「グループ飛躍の契機」
2024.05.10

SBI北尾社長、傘下銀公的資金を返済すれば「グループ飛躍の契機」

東和銀、公的資金を完済 09年注入の総額350億円
2024.05.09

東和銀、公的資金を完済 09年注入の総額350億円