小林製薬「紅麹」問題 大阪市の3度目の立ち入り調査が終了

AI要約

小林製薬の「紅麹サプリ」で健康被害が相次いでいる問題で、大阪市による工場への立ち入り調査が終了しました。

厚生労働省は、大阪工場で製造された「紅麹サプリ」の原料に含まれる「プベルル酸」が健康被害の可能性を指摘しています。

大阪市は工場の立ち入り調査を行い、原料の汚染経路を特定する作業を進めています。

小林製薬「紅麹」問題 大阪市の3度目の立ち入り調査が終了

小林製薬の「紅麹サプリ」で健康被害が相次いでいる問題で、大阪市による工場への立ち入り調査が終了しました。

小林製薬の大阪工場では、2023年12月まで「紅麹サプリ」の原料を製造していて、厚生労働省はこれまでの調査で「青カビ」が生成する「プベルル酸」が健康被害につながった可能性を指摘しています。

大阪市は、原料の汚染経路を調べるため、27日から3度目となる大阪工場への立ち入り調査を実施し、製造記録の確認などを行いました。

【大阪市・横山英幸市長】

「(小林製薬と)適切に情報共有しながら行われた。原因物質・汚染経路の特定を進めて全体の概要の調査・把握に引き続き取り組んでいきたい」

市は、来年3月ごろに調査結果を取りまとめるとしています。