クスリのアオキHD、創業家関連の合同会社が株式買い集め

AI要約
クスリのアオキホールディングスが創業家出身の社長と副社長が株式買い集めを行うことを発表株主総会で香港投資ファンドの株主提案が否決された経緯創業家出身の社長と副社長がそれぞれ株式保有比率を拡大

Shinichi Uchida

[東京 28日 ロイター] - クスリのアオキホールディングスは28日、創業家出身の青木宏憲社長、青木孝憲副社長が代表を務める合同会社計5社から株式買い集めを行うとの連絡を受けたと発表した。宏憲氏が代表の2社が議決権比率で各6.06%、孝憲氏の3社が各3.37%を同日に取得する。

8月21日時点で宏憲社長はクスリのアオキの筆頭株主で12.12%、孝憲副社長は第2位で10.11%の株式を保有していた。

同社を巡っては、16日の定時株主総会で香港投資ファンドのオアシス・マネジメントが宏憲社長ら取締役3人の解任を求めた株主提案が否決された。