〔ロンドン外為〕円、144円台後半(27日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場の円相場は、新たな手掛かり材料がなく144円台後半で停滞。

中東情勢の緊迫化を受けたリスク回避の円買い・ドル売りが緩み、144円台後半での狭いレンジで取引。

他通貨に対する円高が続き、ユーロやポンドに対する円高・ユーロ安、ドルに対する円高・ドル安の動きも見られる。

 【ロンドン時事】連休明け27日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、新規の手掛かり材料に乏しい中、1ドル=144円台後半でもみ合った。正午現在は144円73~83銭と、前週末午後4時(145円17~27銭)比44銭の円高・ドル安。

 前日のロンドン市場はサマー・バンクホリデーのため休場だった。前週末から週明けにかけては中東情勢の緊迫化を背景としたリスク回避の円買い・ドル売りが進んだが、この日はそうした動きが一服。手掛かり材料難の中、144円台後半を中心に狭いレンジで一進一退の展開となった。

 対ユーロは1ユーロ=161円61~71銭(前週末午後4時は162円24~34銭)と、63銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1161~1171ドル(同1.1170~1180ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.3212~3222ドル(同1.3183~3193ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8461~8471フラン(同0.8480~8490フラン)。