スターラックス航空、シアトル就航 年内増便、アラスカ航空とコードシェアも

AI要約

台湾のスターラックス航空は、台北-シアトル線を開設し、北米路線を拡大している。

週3往復から開始し、年内に週7往復への増便を計画している。

アラスカ航空とのパートナーシップを活かし、シアトルをハブとしてアジア-北米間の乗り継ぎ需要も強化する。

スターラックス航空、シアトル就航 年内増便、アラスカ航空とコードシェアも

 台湾のスターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は、台北(桃園)-シアトル線を現地時間8月16日に開設した。同社3路線目の米国路線で、アジア-北米間の乗り継ぎ需要を強化する。当初は週3往復で、年内に1日1往復(週7往復)への増便を計画するほか、アラスカ航空(ASA/AS)とのコードシェア(共同運航)も予定している。

 当初の運航日は台北発が水曜と金曜、日曜で、シアトル発は月曜、木曜、土曜。運航スケジュールは、シアトル行きJX32便が台北を午後8時に出発し、午後4時15分に着く。台北行きJX31便は翌17日からで、午前2時10分にシアトルを出発し、翌日午前5時10分に到着する。機材はエアバスA350-900型機(4クラス306席:ファースト4席、ビジネス26席、プレミアムエコノミー36席、エコノミー240席)を投入する。

 シアトルはアラスカ航空が拠点とする。スターラックスは同社とパートナーシップを結んでおり、シアトルから北米100空港以上への乗り継ぎ需要も強化する。また10月からはコードシェアも予定している。

 スターラックスは北米1路線目として、台北-ロサンゼルス線を2023年4月26日に就航。2路線目のサンフランシスコ線は同年12月16日に開設し、いずれも1日1往復ずつ運航している。