デロンギ初、コールドブリューもできるコーヒーマシン最上位機

AI要約

デロンギ・ジャパンは、全自動コーヒーマシンの最上位モデルを発売。コールドブリュー機能や豊富なメニューが特徴。

コールドブリューの抽出時間を5分に短縮する独自技術を搭載。コーヒーの苦みや酸味を抑え、爽やかな味わいを楽しめる。

アプリ操作で味のフィードバックを受け取り、自分好みのコーヒーを抽出可能。ミルク泡立て技術も充実。

デロンギ初、コールドブリューもできるコーヒーマシン最上位機

デロンギ・ジャパンは、全自動コーヒーマシンの最上位モデル「デロンギ エレッタ エクスプロア Wi-Fiモデル 全自動コーヒーマシン ECAM45086T」を9月3日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は348,000円。

デロンギ初となるコールドブリュー(水出しコーヒー)機能を搭載した全自動コーヒーマシン。通常は12時間ほどかかるというコールドブリューを5分で抽出する。エスプレッソに比べ苦みや酸味が抑えられ、爽やかで甘みのあるコールドブリューを楽しめるとする。

水を少しずつ注ぎ、徐々にコーヒーを抽出する「コールド エクストラクション テクノロジー」を搭載。エスプレッソのような圧力はかけず、ポンプで水を押し出すようにすることで、短時間での抽出を可能にした。

実際に本機で淹れたコールドブリューを飲んでみると、アイスコーヒーと比べて苦味と酸味、特に苦味が抑えられているように感じる。ただし、アイスコーヒーの方が圧力をかけて抽出している分、コーヒーの香りがしっかりしている印象。軽めに飲みたいときはコールドブリュー、コーヒーを存分に味わいたいときはアイスコーヒーと、気分に合わせて抽出法を変えて楽しめそうだ。

アプリ操作で自分好みの味わいに調整できる「ビーン アダプト テクノロジー」を新搭載。豆の種類、焙煎度、粒度を登録し、抽出後に味わいのフィードバックを行なうことで抽出温度などが調節され、より好みの味に近付けられるという。フィードバックが反映されたデータは本体に保存でき、次回からアプリを使わず本体操作で抽出可能に。なお、抽出温度の手動設定には対応しない。

独自のミルク泡立て技術「ラテクレマ」により、ホットだけでなくアイスカプチーノなどのコールドメニューにも対応。コールドメニューを選択すると、冷たいドリンクに適した温度でフォームミルクを作り出すため、氷と混ぜても水っぽくならないという。アーモンドミルクやオーツミルクなどの植物性ミルクも泡立て可能。

コーヒーメニューは13種類、ミルクメニューは17種類と多彩なメニューを用意。容量の大きなタンブラー(高さ16cmまで)に直接抽出できる「ToGo」メニューも充実させている。

ミルはコーン式グラインダーを採用し、粒度を7段階で調節できる。コーヒー豆だけでなく、コーヒー粉にも対応。

このほか手入れ面では、電源ON/OFF時の自動洗浄や、ミルクノズルの簡易内部洗浄機能を搭載する。

本体サイズは260×450×385mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12kg。最大使用水量は1.8L。ポンプ圧は15気圧(抽出時9気圧)。電源コード長は2m。消費電力は1,450W。ミルクコンテナ(ホット/コールド各1個)、タンブラー、計量スプーンなどが付属。本体カラーはチタニウムグレー。