NY円、147円近辺

AI要約

8日のニューヨーク外国為替市場での円相場は29銭円安ドル高の動きを見せた。

米国の週間失業保険申請件数が市場予想より少なく、労働市場の底堅さを示したことが円売りドル買いの要因となった。

FRBによる大幅利下げの期待が後退し、為替市場に影響を与えた。

 【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午前8時40分現在、前日比29銭円安ドル高の1ドル=146円91銭~147円01銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0900~10ドル、160円23~33銭。

 朝方発表された米週間失業保険申請件数が市場予想より少なく、労働市場の底堅さを示した。結果を受け米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退し、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。