経産省の「出向起業補助金」事業、日本製鉄発スタートアップのKAMAMESHI採択。2年連続

AI要約

日本製鉄発のスタートアップ企業KAMAMESHIが経済産業省から2年連続で出向起業補助金を採択

KAMAMESHIが中小製造業向けに設備部品管理・マッチングプラットフォームを提供し、事業拡大を目指す

KAMAMESHIの小林社長が製造業の在庫管理のデジタル化を進める決意を表明

 日本製鉄発のスタートアップ企業で、中小製造業向けに設備部品管理・マッチングプラットフォームを提供するKAMAMESHI(本社・東京都大田区、社長・小林俊氏)は2日、経済産業省から2年連続で「多様な人材の活躍による企業価値向上促進事業(出向起業補助金)」に採択されたと発表した。

 KAMAMESHIは経産省の出向起業支援制度を活用した日鉄の社内起業で、4月から管理・マッチングプラットフォームをリリースした。すでに60を超える事業所で導入され、初の決算となった2024年6月期では黒字となる見込み。年内には100社の導入を目指し、さらなる事業拡大を図る。

 小林社長は2年連続の事業採択に感謝すると共に「製造業の在庫管理のデジタル化を進め、設備老朽化という大きな課題に対し取り組んでまいります」とコメントしている。