百貨店「のし紙」老舗が倒産、コロナ禍収束で急増する“倒産の引き金”とは?【帝国データバンクが解説】

AI要約

富士印刷は90年以上にわたり、日本の贈り物文化に欠かせない“のし紙”を製造してきた老舗町工場だったが、負債5億円を抱えて破産した。破綻の原因は社会保険料や税金の滞納であった。

百貨店を中心に取引を行い、様々な印刷物を手がけてきた富士印刷は、得意先の多くが大手百貨店であり、日本のギフト文化を支えてきた。

時流の変化やコロナ禍の影響もありながらも、富士印刷は長い歴史の中で多くのお客様に愛されながら事業を続けてきた。

百貨店「のし紙」老舗が倒産、コロナ禍収束で急増する“倒産の引き金”とは?【帝国データバンクが解説】