万博前売り入場券の売れ行き「想定のライン」 石毛事務総長、目標の2割台でも認識変えず

AI要約

2025年大阪・関西万博の前売り入場券の売れ行きが低調であることについて、日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は進捗に問題はないとの認識を示した。

万博の運営費は入場券収入で賄う計画で、目標の約28%にあたる約386万枚が売れた。

来場日時の事前予約が始まる10月13日に向けて、一般の皆さんにも購入していただけると期待している。

万博前売り入場券の売れ行き「想定のライン」 石毛事務総長、目標の2割台でも認識変えず

2025年大阪・関西万博の前売り入場券の売れ行きが低調であることについて、日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は2日の定例会見で「想定のライン」と述べ、進捗(しんちょく)に問題はないとの認識を示した。

万博の運営費は入場券収入で賄う計画で、入場券のうち1400万枚を前売り券として販売する方針。昨年11月30日に発売し、今年7月31日時点で目標の約28%にあたる約386万枚が売れた。

協会は経済界に700万枚の購入を要請しており、石毛氏は「今のところ(売れた入場券の)多くは企業が購入したものだ」と言及。その上で、来場日時の事前予約が始まる10月13日に向けて「(万博の)コンテンツを紹介する中で、一般の皆さんにも購入していただけると期待している」と語った。