万博パビリオン体験情報9月下旬に提示へ 来場予約開始前に「中身」 石川プロデューサー

AI要約

2025年大阪・関西万博の会場運営プロデューサーが、来場者に体験できる情報を9月下旬に発表する予定。

来場日時の事前予約は10月中旬から可能で、最も早い場合は今年10月13日から。

入場券の価格についても言及し、割安感があることを強調。

2025年大阪・関西万博の会場運営プロデューサーを務める石川勝氏が1日、大阪市内で講演し、来場者が万博会場の各パビリオンでできる体験などの情報について、9月下旬に一通り示すことを明らかにした。10月中旬から来場日時の事前予約が始まるため、それまでに万博の「中身」を示す必要があるとした。

来場日時の予約は入場日の半年前からでき、最も早い場合、開幕日の半年前にあたる今年10月13日から可能となる。

石川氏は「来場日時の予約が始まるが、(来場者は会場で)どんなことが体験できるのか情報がないと予約のしようがない」と言及。「9月下旬のタイミングで情報が出そろうよう、準備を進めている」と語った。

講演は、関西経済同友会が「プロデューサーに聞く万博最前線」のテーマで開催。石川氏は、高額であるとの批判もある入場券の価格についても触れ、ハンバーガー世界最大手「マクドナルド」の商品価格を基に物価を比較する「ビッグマック指数」を示しながら、入場券は「割安感がある」と話した。(井上浩平)