三菱自動車、「アウトランダーPHEV」大幅改良モデルを今秋発売へ 新開発の駆動用バッテリ採用でEV航続距離拡大など

AI要約

三菱自動車工業が新型「アウトランダーPHEV」を発売予定で、大幅な改良が施される。

新しい駆動用バッテリの採用により、EV航続距離と加速性能が向上し、インテリアもグレードアップされる。

さらに、ヤマハとの共同開発によるオーディオシステムが搭載され、最高の音響空間が提供される。

三菱自動車、「アウトランダーPHEV」大幅改良モデルを今秋発売へ 新開発の駆動用バッテリ採用でEV航続距離拡大など

 三菱自動車工業は8月1日、PHEV(プラグインハイブリッド)システムを大幅改良して今秋より国内で発売予定の「アウトランダーPHEV」のティザーサイトを公開した。ティザーサイトにおいて、順次、商品情報や開発者メッセージを発信していくとしている。

 アウトランダーPHEVは、大容量化・高出力化を実現した新開発の駆動用バッテリを採用して、EV航続距離を大幅に伸長させるとともに、よりレスポンスに優れた力強く滑らかな加速性能を実現させるという。また、同社のフラグシップモデルとして、スマートフォン連携ナビゲーションのディスプレイサイズ大型化や、シートベンチレーションを新たに採用するなど、インテリアの質感を大きく向上させるとのこと。

 さらに、ヤマハとの共同開発によるオーディオシステムを新たに採用。ヤマハの音楽思想に基づき、臨場感ある4つのサウンドタイプの設定に加え、商品コンセプトにあわせたサウンドを実現するためにドアの設計を見直すなど車体にも改良を施し、最高の音響空間を提供するとしている。

 アウトランダーPHEVは、世界60か国以上での販売実績をもつ、三菱自動車のフラグシップモデル。現行モデルは、2021年に「威風堂堂」をコンセプトにフルモデルチェンジしている。