ホンダが「シビック」のマイナーチェンジモデルの情報を先行公開 新グレード「RS」を設定

AI要約

本田技研工業は2024年8月1日、同年秋にマイナーチェンジを予定している「シビック」の情報を先行公開した。

今回のマイナーチェンジでは、フロントまわりやハイブリッドモデル「e:HEV」のホイールなどの意匠を変更。車体色は全5種類で、既存の「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」に代えて、新色の「シーベッドブルー・パール」が採用される。

機能・装備も進化しており、先進運転支援システムや車線維持支援システム、インフォテインメント/コネクテッドシステムが刷新されている。

ホンダ・シビックは、1972年の誕生以来、世界で累計約2760万台が販売されているグローバルモデルである。現行型は11代目のモデルにあたり、日本では2021年9月に発売された。

また純ガソリン車に、爽快な走りが楽しめる新グレード「RS」が設定され、トランスミッションは6段MTのみの設定で、レブマッチシステムや独自のチューニングが施される。

ラインナップに関しては従来の「e:HEV」を「e:HEV EX」「e:HEV LX」の2グレード構成としてバリエーションを拡充。さらに、新設のRSを除いて純ガソリン車では6段MT車の設定が廃止される。

インフォテインメント/コネクテッドシステムも刷新されており、Googleのシステムを搭載したディスプレイオーディオや各種Googleアプリ/サービスの利用が可能となる。

ホンダが「シビック」のマイナーチェンジモデルの情報を先行公開 新グレード「RS」を設定

本田技研工業は2024年8月1日、同年秋にマイナーチェンジを予定している「シビック」の情報を先行公開した。

ホンダ・シビックは、1972年の誕生以来、世界で累計約2760万台が販売されているグローバルモデルである。現行型は11代目のモデルにあたり、日本では2021年9月に発売された。

今回のマイナーチェンジでは、フロントまわりやハイブリッドモデル「e:HEV」のホイールなどの意匠を変更。車体色は全5種類で、既存の「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」に代えて、新色の「シーベッドブルー・パール」が採用される。

また純ガソリン車に、爽快な走りが楽しめる新グレード「RS」が設定される。同車では、外装に専用のブラック装飾を用いることでスポーティーなイメージを強調。トランスミッションは6段MTのみの設定で、変速時に自動でエンジンの回転数を合わせるレブマッチシステムの採用や、独自のチューニングが施された足まわりなども特徴として挙げられる。

このほかにも、ラインナップに関しては従来の「e:HEV」を「e:HEV EX」「e:HEV LX」の2グレード構成としてバリエーションを拡充。いっぽう純ガソリン車では、新設のRSを除いて6段MT車の設定が廃止される。

機能・装備も進化しており、先進運転支援システムでは、衝突軽減ブレーキが右折時に対向(向かい側から直進)してくる二輪車や自転車、車道を左右から横断してくる四輪車なども検知可能に。アダプティブクルーズコントロールにも、上り坂を上り切った際のブレーキ制御をなだらかなものとしたり、加減速の繰り返しにおける加速タイミングを早め、出遅れ感を解消したりといった改良を加えている。

また車線維持支援システムでは、道路勾配などの外乱に対する制御を改善し、車線維持性能を向上。トラフィックジャムアシスト作動中の車線逸脱警報の発報も、警報音からステアリング振動に変更される。また販売店オプションとして、急アクセル抑制機能が新設定されるという。

インフォテインメント/コネクテッドシステムも刷新されており、新たにGoogleのシステムを搭載したディスプレイオーディオを採用。エアバッグ展開時自動通報機能のほか、「Googleアシスタント」「Googleマップ」「Google Play」などのアプリ/サービスが利用可能となる。

このほかの変更点としては、e:HEV EXに可動式パノラマサンルーフを装備。全車においてUSBポートがType-AからType-Cに変更されるほか、オートエアコン連動運転席/助手席シートヒーターや、オートブレーキホールドメモリー機能なども採用される。

(文=webCG/写真=本田技研工業、向後一宏)