ドコモの新料金「eximo ポイ活」プランは誰におトク? dカード中心の理由とahamoとの違い

AI要約

NTTドコモが新料金プラン「eximo ポイ活」を発表し、8月1日から提供を開始する。このプランはヘビーユーザー向けで、月額料金は1万615円(税込)で利用可能なデータ容量は原則無制限。

特典として、dカードの利用でポイント還元が行われるほか、マネックス証券でのdカード積立により追加ポイントがもらえる。月間付与上限は5000ポイントで、実質2728円で使える無制限データプランとして位置づけられている。

NTTドコモの大容量プランeximoとの比較では、eximo ポイ活は月額高額であるが、5000円のポイントを獲得することができるため、差額分を考えるとコストパフォーマンスが高いプランといえる。

ドコモの新料金「eximo ポイ活」プランは誰におトク? dカード中心の理由とahamoとの違い

NTTドコモは7月31日、新料金プラン「eximo ポイ活」を発表。8月1日から提供を開始する。

NTTドコモは4月から「ahamo ポイ活」を提供しており、今回のeximo(エクシモ)ポイ活は同社の「ドコモポイ活プラン」の第2弾となる。

いずれのポイ活プランも、NTTドコモとしては共通ポイントである「dポイント」の経済圏にユーザーを囲い込み、継続率とARPU(1ユーザーあたりの収益)を上げる狙いがある。

ただし、eximo ポイ活はahamo(アハモ)版とは少し違うところもある。その詳細と狙いを解説する。

eximo ポイ活は、以下のような特徴を持つドコモ回線を非常に多用するヘビーユーザー向けのプランだ。

月額料金は1万615円(税込)。利用可能なデータ容量は原則無制限。

名前の由来となっている通常の「eximo」は月間利用データ容量によって料金が変わる段階制プランだが、eximo ポイ活は一定料金の体系。

特典1:契約中は通常時、dカード GOLD(年会費1万1000円税込)の利用で+5%、dカード(年会費無料)の利用で+3%のdポイント(期間・用途限定)の還元される。

特典2:マネックス証券でのdカード積立により、積立額の+1%のdポイント(期間・用途限定)を還元。

特典分のポイントの月間付与上限は5000ポイント。上限の計算は特典1と特典2の合計額となる。

eximo ポイ活の基本月額料金は1万615円(税込)と、同社の個人向けプランの中では最も高額だ。

ただ、ドコモとしては、月間上限の5000ポイントが通信料金の支払いに充当可能であり、通信料金の支払いにdカードを指定する「dカードお支払い割」(-187円)、家族で3回線以上の割引「みんなドコモ割」(-1100円)、光回線契約などとのセット割(-1100円)を加味して、「実質2728円で使える無制限データプラン」としている。

ちなみに、NTTドコモの大容量プランeximoは、無制限プランとして利用すると月額7315円(税込、割引前の基本料金)だ。構図としては「毎月3300円多く払って、月額最大5000円のポイントをもらう(差額1700円分相当)」プランとなっている。