親が私の名義で作っていた「地元の銀行通帳」は解約してもいいでしょうか? ネット銀行しか使ってないけど、解約すると不便なことってありますか?

AI要約

ネット銀行の利用や通帳解約によるデメリットについて解説します。

通帳なしでの利用による問題点や対処法を紹介します。

キャッシュカードの必要性や取引履歴の閲覧可能期間についても触れます。

親が私の名義で作っていた「地元の銀行通帳」は解約してもいいでしょうか? ネット銀行しか使ってないけど、解約すると不便なことってありますか?

インターネットの利用が普及する昨今、ネット銀行を利用していたり、これから申し込み手続きを検討したりする人もいるのではないでしょうか。また、銀行口座の通帳が手元にあるけれど、解約してネット銀行のみ利用することに不便さがあるか気になる人もいることでしょう。

結論からいえば、通帳なしの特徴を理解したうえで利用すれば、特に不便さはありません。また、通帳ありのほうがよいと感じたら、再度口座開設手続きをすることも可能です。本記事では、銀行通帳の解約によって起こり得るデメリットや通帳なしのメリットなどを解説します。

銀行通帳を解約、または通帳なしで利用する際に起こり得るデメリットは以下の2点です。

・取引の閲覧可能期間に制限がある

・取引時にキャッシュカードが必要

上記を理解して対処法を検討しておけば、大きなトラブルになったり、利用して困ったりする可能性は低いでしょう。デメリット別に内容を解説します。

■取引の閲覧可能期間に制限がある

銀行通帳なしで利用する場合、金融機関によっては取引履歴の閲覧可能期間に制限を設けている場合があります。ただし、閲覧可能期間の有無をはじめ、期間を設けていても数年単位であるなど、状況はさまざまです。実際に銀行通帳なしにする前に、利用予定の金融機関の取引閲覧可能期間をチェックしておきましょう。

「数十年前の取引履歴を確認する機会が多い」「取引履歴を毎回プリントアウトするのは面倒」と考える人は、銀行通帳なしの利用は向いていないかもしれません。

■取引時にキャッシュカードが必要

銀行通帳なしでATM取引をする際には、キャッシュカードを発行しなければなりません。ATM入金時に銀行通帳だけで手続き可能でしたが、通帳なしにしたらキャッシュカードを使って入金するしか選択肢がないからです。

銀行口座開設時に、キャッシュカードを発行する人が大半でしょう。しかし、キャッシュカードを持っていない人が銀行通帳なしにする、かつATMの利用をしたい場合はキャッシュカードの発行手続きも同時に行うようにしてください。