パナ傘下とオリックスが新会社 プロジェクター事業を譲渡

AI要約

パナソニックHD子会社のパナソニックコネクトとオリックスが2025年4月に新会社を設立する。

コネクトが手がけるプロジェクター事業を1185億円で譲渡し、新会社は共同で運営する。

新会社はプロジェクター事業を成長させるため、オリックスの資本活用や新興国市場への展開を目指す。

 パナソニックホールディングス(HD)子会社のパナソニックコネクトとオリックスは31日、業務用プロジェクター事業などを担う新会社を2025年4月に設立すると発表した。コネクトが手がけるプロジェクター事業を1185億円でオリックスに譲渡する。

 新会社の株式はコネクトが20%、オリックスが80%を保有し、共同で運営する。新社名にはパナソニックの名前が使われる予定。プロジェクター事業は、技術の進展で競争が激しくなっており、オリックスが持つ資本を活用し、新興国への市場拡大や顧客サポートの拡充などで成長を目指す。プロジェクター事業の24年3月期の売上高は約770億円だった。