毎月口座から息子の「修学旅行積立金」5500円が引き落とされています。海外→国内に変更になったのですが差額は“返金”されるのでしょうか?

AI要約

修学旅行の費用を積み立てによって納入する家庭もあり、行き先が変更になった場合の返金について気になる人もいる。

修学旅行の費用は行き先によって異なるため、引き落としが完了した後の返金については学校によって異なることがある。

日本修学旅行協会の基準によると、海外から国内への行き先変更で差額が生じる場合もあり、事前に学校と相談しておくことが重要である。

毎月口座から息子の「修学旅行積立金」5500円が引き落とされています。海外→国内に変更になったのですが差額は“返金”されるのでしょうか?

子どもの修学旅行の費用について、積み立てによる納入を選択している家庭もあるでしょう。修学旅行の費用は行き先によって変わるため、あらかじめ行き先が決まったうえで、必要な金額が月々口座から引き落とされる場合があります。

もし、すでに積立金が引き落とされている状態で修学旅行の行き先が変更になった場合、返金されるのかどうか気になる人もいるかもしれません。

本記事では、修学旅行の積立金返金について詳しく解説するとともに、行き先が変更になった場合の返金を確認する手順などもご紹介します。

修学旅行の費用は各家庭が負担することになりますが、まとまった金額を一度に支払うことが難しい場合に備えて、毎月一定の金額が口座から引き落とされる積み立て方式を採用している学校もあるようです。

例えば、修学旅行の概算積み立て費用が6万6000円の場合「12ヶ月間にわたり、毎月5500円ずつ口座から引き落とされる」という方法です。

毎月払いのほかに一括払いを選択できるケースもあるようなので、学校からの通知文などでそれぞれの申し込み方法を確認しておきましょう。インターネットを通じて旅行会社に直接申し込むようになっている場合もあるようです。

積立金の引き落としが完了してから修学旅行の行き先が変更になった場合、差額分が返金されるのか気になる人も多いでしょう。特に、海外から国内に変更になった場合は費用が大幅に変わる可能性があります。

日本修学旅行協会が実施した「令和6年度(2024年度)都道府県・政令指定都市 修学旅行実施基準概要一覧」によると、東京都の高校では国内旅行の場合が9万6000円以内(税抜き)、海外旅行の場合は燃油特別付加運賃や渡航手続き費用・個人経費を除いて11万5000円以内(税抜き)とされています。

海外から国内に行き先が変更になった場合は、2万円以上の差額が出る可能性があります。学校によって対応は異なりますが、返金について事前に確認しておくと安心です。