プベルル酸検出のロット納入 小林製薬、2社製品に

AI要約

小林製薬は、健康被害が指摘されるサプリメントに使用されていた紅こうじからプベルル酸が検出された可能性を発表。

プベルル酸が検出されたロットは別会社2社に納入され、製品に使用されている可能性があるが、過去3年間で健康被害の報告はない。

対象となるサプリメントは『DHA&EPA』や『脂減流』で、現在は市場に流通しておらず、厚生労働省が自主回収を呼びかけている。

 小林製薬は26日、健康被害が指摘されるサプリメントに使われていた紅こうじのうち、青カビ由来の物質プベルル酸が検出されたロットが、別会社2社に納入され、製品に用いられた可能性があると発表した。過去3年間で医師から製品による健康被害の報告は今のところないという。

 いずれも健康食品で、富士カプセルが製造しノエビアが販売する「DHA&EPA」と、ピィシーシステムが製造しサンクウェルが販売する「脂減流」。厚生労働省は現在の流通状況について、自主回収によって「市場に流通していない」としている。