アサヒグループ、老舗料亭「なだ万」をONODERAに売却

AI要約

アサヒグループホールディングスは老舗料亭「なだ万」の株式をONODERA GROUPに売却し、外食事業から撤退することを発表。

なだ万は1830年創業で、国内25店舗、海外4店舗を運営する他、総菜や弁当も扱う。

アサヒグループは2014年になだ万を買収し、今回の売却は酒類、飲料、食品事業に注力するため。売却は9月1日に完了予定。

アサヒグループ、老舗料亭「なだ万」をONODERAに売却

 アサヒグループホールディングスは25日、傘下の老舗料亭「なだ万」の全株式を、すし店などを展開するONODERA(オノデラ) GROUP(グループ)(東京)に売却すると発表した。売却額は非公表。アサヒグループは外食事業から撤退する。

 なだ万は1830年の創業。レストランを国内で25店舗、海外で4店舗運営するほか、総菜や弁当などを扱う店も経営している。

 アサヒグループは2014年になだ万を買収していた。今回売却する目的については「酒類、飲料、食品事業に注力する方針」としている。株式の売却は9月1日に完了する予定だ。

 ONODERAは、すし店を中心に「銀座おのでら」ブランドの和食店を日本、米国、中国で計19店舗展開している。(明楽麻子)