中国スマホ出荷、第2四半期はファーウェイ急増 アップルのシェア低下
中国の第2・四半期のスマートフォン市場では、ファーウェイの出荷が前年比で41%急増し、アップルのシェアは低下した。
市場シェア首位はVivoで、他にもOppo、Honor、そしてファーウェイが続いた。
国内メーカーのリーダーシップが強く、アップルは中国市場で成長を妨げられている状況。
[北京 25日 ロイター] - 調査会社カナリスのデータによると、中国の第2・四半期のスマートフォン出荷は、華為技術(ファーウェイ)の出荷が前年同期比41%急増した。米アップルのシェアは約2%ポイント低下した。
中国の第2・四半期のスマートフォン出荷は10%増。市場シェア首位はVivo(ビボ)で19%。次にOppo(オッポ)の16%、Honor(オナー)の15%、ファーウェイの15%が続いた。
アップルのシェアは前年同期の16%から14%に低下。市場シェア3位から6位に転落した。
カナリスのリサーチアナリストは「国内メーカーが市場でリーダーシップを発揮しており、史上初めて中国本土で上位5位を独占した」と指摘。
「アップルは中国市場で成長が圧迫されており、チャネル管理の最適化に積極的に注力している」と述べた。