ヤマハ発動機、本社通勤に低速モビリティ活用へ、5台を実証実験で投入

AI要約

ヤマハ発動機は、磐田市の協力を得てグリスロを活用した実証実験を実施する。

実証実験では、本社従業員の通勤にグリスロを活用し、新たな利用方法を探る。

ヤマハ発動機は、地域交通や環境への貢献を目指して実証実験を行う。

ヤマハ発動機、本社通勤に低速モビリティ活用へ、5台を実証実験で投入

ヤマハ発動機は、磐田市の協力を得て7月29日から8月2日の5日間、静岡県磐田市の御厨駅北口ロータリーと本社の区間で、本社従業員向けに自社製グリーンスローモビリティ(以下、グリスロ)を活用した実証実験を実施する。

グリスロは最高速20km/h未満の低速小型EV車両である。ヤマハ発動機では2014年の事業開始以来、地域の生活の足や観光地の周遊性を向上させる手段として、全国100地域以上で実証実験に活用され、約60地域・100台以上の販売実績がある。

今回の実証実験では、グリスロを本社従業員の通勤において活用する有効性と、地域交通・環境への影響について検証し、グリスロの新たな利用方法を探索する。

実施期間・時間帯は7月29日から8月2日までの予定で、7時20分から8時40分、および16時20分から18時の間に行われる。走行ルートは御厨駅北口ロータリーからヤマハ発動機本社工場敷地内までの直線片道約900m。対象者はヤマハ発動機グループ従業員であり、一般人は乗車できない。ドライバーは自社従業員およびヤマハ発動機ビズパートナー従業員が担当する。使用車両はAR-07(7人乗り車両)で、最大5台が運行される。

なお、保管場所や車両充電場所への移動のため、上記記載以外のルートを走行することがある。

ヤマハ発動機は、今回の実証実験を通じて、グリスロの新たな利用方法を模索し、地域交通や環境への貢献を目指すとしている。